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ここではごはんの炊き方をご説明します。

 

計量は神経質にお米を量る時は、炊飯器に付属の計量カップ(一合は180mlです。間違っても200mlの計量カップで量ってはいけません)で、割りばしなどで正確にすりきり一杯を量りましょう。ごはんを炊くのに水分量は非常に重要なのですが、いくら水をきっちり量ってもお米の量がブレると意味がありません。


 

洗米はスピードが重要。お米の表面についたヌカを取り除くのが目的ですが、のんびりしていると水分を吸い込んだヌカがお米の表面に吸着してしまい、
ヌカ臭いごはんになってしまいます。

最初はお米がかろうじて水に浸る程度の少量の水で、サクサク混ぜてすぐに水を足し、すぐに水を捨てます。


その後2〜3回同じように洗って水気を切ります。水が完全に透明になるまで洗う必要はありません。洗った後の水に出ている白っぽい物はデンプンで、ごはん表面の粘りやツヤの元になるものです。
洗い方に関しては、ガシガシと力を入れてお米を研ぐ必要性はありません。お米の表面に傷がついたり、割れてしまったりしてべちゃつく原因になります。
また、洗米にお湯は使用しないでください。ガサガサした炊き上がりになってしまいます。


軽く水を切ってすぐに水の計量に入ります。
洗った後のお米をそのまま放置すると、乾燥してひび割れしたり、夏場は腐ってしまいます。この状態での保管は厳禁です。


水加減一つでごはんの出来は大きく変わります。お米を量ったのと同じ計量カップを使い、ふつうの白米の場合は最初に量ったお米の1.2倍の量を目安に調節します。 はっきりと1.2倍と言い切らないのには訳があり、お米に元々含まれる水分量やお米の特性によって水加減を調節する必要があるからです。
昔は新米は水分が多いので水を少な目にと言われてきましたが、現在では乾燥機で水分を調節し、その後一定の温度と湿度で保管しているので、大きく水加減を変更する必要がなくなりました。


お米の水加減が終わったら、炊く前にお米に水を吸わせます。これをさぼるとお米に芯が残ってしまい、ご家族から不評を買ってしまいます。寒くなる冬場は吸水に時間がかかりがちです。冷水を使用し、夏場でも最低30分以上は置いてください。
電気釜によっては吸水まで自動で計算して炊いてくれますので、説明書をご確認下さい。


釜の外側についている水分をふき取り(水気で炊飯器のセンサー類の働きを邪魔しない為です)、炊飯器にセットしましたらスイッチONです。早炊きモードは最新の電気釜であっても、大きく味が損なわれます。よほど時間がない時以外は使わないようにしましょう。


炊き上がった後は米粒の中の水分を均一化する為に、蓋を開けずに10分から15分間蒸らします。ただし最近の電気炊飯器は自動で蒸らしを行ってくれる事が多く、その場合は意識しなくてもかまいません。炊き上がって保温に切り替わったら蒸らしも終了している場合がほとんどです。

炊飯が終わり、保温に切り替わったら蓋を開けて釜を取り出します。保温は長ければ長いほどごはんの味を損ねますので、炊き上がったごはんをそのまま釜で放置しない方が良いです。べちゃつきを防止するため、内蓋についている水がごはんにできるだけかからないようにしましょう。


切るようにしゃもじを入れてふんわりと底から混ぜてください。軽く空気を含ませるようなイメージです。あらかじめしゃもじを水で濡らしておくと良いでしょう。


お茶碗に装ったらいざ実食。
いただきます!!!